日頃より当院をご利用いただき有難うございます。
ご存知の通り、静岡県を含む全国レベルで緊急事態宣言が発令されました。
しかし、磐田市では公的な休業要請は出ず、また、獣医療は公益性の高い事業であり、動物病院自体が社会生活を維持する上で
必要な施設と位置付けられています。
私自身も一次診療施設としての町医者とは、自院の患者様とその家族でもあるペットの命を守る義務と役割があり、
地域医療を守ることが最も重要であると考えています。
しかし、私にとっては、患者様と同じくらいチームスタッフを大切に想っています。また、検査にせよ治療にせよ手術にせよ、
私一人で現在のオーシャン動物病院の医療レベルが維持できることはなく、皆の力と協力が継続的に得られるような
体制作りも院長としての重要なミッションと考えています。つまり、私にはスタッフの命や生活を守り不安を軽減させて、
より良い医療を提供する気持ちと雇用を守る義務もある訳です。
こうした考えのもと、まずは５月１０日までの期間医療街サービスの一時中止と診療内容の一部制限、待合室での様々な制限などをお願いするに至りました。
人医療と同様に、いつ獣医療崩壊が起きてもおかしくありません。
磐田市のペットの健康と医療を守り続けられるように、ご協力をお願いします。同時に感染防止に努めること自粛することは、
クラスター感染や市中感染を予防し、飼い主様自身や大切なご家族を守ることにも繋がります。
今はできる事から始めて社会全体を守る行動を心がけ、皆で新型コロナ感染危機を乗り越えましょう。

大丈夫です。日はまた登りますし、止まない雨はありません。
そしてペットも人も、決してそんなに弱い存在ではありません。
この新型コロナウイルス感染症も克服できる日がきっと来ると信じています。
頑張りましょう。
私もチームスタッフも一緒に頑張ります。

オーシャン動物病院
院長　音成伸悟